解体工事では廃棄物の処理に費用がかかる?!費用を抑える対策は…?

解体工事の費用

解体工事を行うことによって、多くの廃棄物を排出します。それらの廃棄物を処理する費用は、なんと解体工事の中でも最も高額であることをご存知でしょうか?そうなると、できるだけ廃棄物処理費用を抑えたいところですよね。群馬県内で解体工事を検討していて、少しでも費用を安く済ませたいとお考えの方にポイントをお伝えします!

解体工事で絶対に発生する廃棄物

廃棄物は「一般廃棄物」と「産業廃棄物」とに区分されており、解体工事で発生するごみはすべて産業廃棄物とされます。

解体する建物が木造であれば、大量の木くずが発生することが想定できます。また、基礎の部分にはコンクリートが使われていることが多く、コンクリートがらも多く発生します。建物の大きさによって、排出される量は変動しますが、解体工事において発生した産業廃棄物は適切な方法で処分しなくてはなりません。

産業廃棄物についてはこちらの記事でも解説しています。

『解体工事の廃棄物はどう処分する?一般ごみとは違うの?』

廃材処分費と運搬費の相場はどれくらい?

廃材処分費と運搬費の相場については同じように捉えられやすいですが、実際には異なっています。

廃材処分費の相場

廃材処分費用は地域によっても費用に差がありますが、基本的に1立方メートルで3,000〜8,000円程度が相場になります。この額は、廃材を処分する費用であり、廃棄物の種類によって1平方メートルあたりの廃材処分費とは異なります。業者ごとにも具体的な廃材処分費は変わってくるでしょう。

廃棄物の種類によって処分費が異なる

産業廃棄物とは、事業活動に伴って発生した廃棄物のうち、廃棄物処理法で規定された木くず、廃プラスチック、金属くず、ガラス、コンクリート、廃油、陶磁器くずのことを指します。

一方、一般家庭から排出されるごみは「一般廃棄物」として分類されており、本来は家の中にある不用品は一般廃棄物となるので、産業廃棄物としては処分できません。自分たちで処分するのが厳しい場合には、高額な処分費用がかかってしまいますが、一般廃棄物を処分する業者に依頼して処分しましょう。

廃材運搬費の相場は?

廃材運搬費は、廃材の運び込みをするためのトラックの費用で、2トントラックでやく13,000〜15,000円、4トントラックで約25,000〜30,000円程度が相場でしょう。

品目に応じた処分が定められているので、廃材の種類によっては何度も運搬をする必要があるかもしれません。そうなった場合には運搬費の追加料金が加算されるケースもあるので、事前に廃材の種類や運搬方法などについて確認しておくことが大事です。

処分費用を節約する方法とは?

解体工事を実施するにあたって、意外にも廃材処分費用がかかってしまうものなので、できるだけコストを抑えて節約したいと考える人も多いと思います。ここからは、処分費用の節約方法をお教えします。

節約その①一般ごみは自分で処分する

建物の中にある家具や家庭ごみは産業廃棄物とは異なるため、本来は自分で処分することができる一般廃棄物です。

ただ、自分で処分できるようなものでも、大量にある場合は解体業者に依頼してしまうことも多いです。ですが、それらを処分してもらう費用は決して安くはないので、一般ごみであれば自分で処分すれば費用を抑えることができます。

節約その②回収ボックスに持ち込む

一般廃棄物の中でも、リサイクル可能なごみもあります。そのようなものは、リサイクルボックスに持ち込むことで、処分費用が発生しません。

主に、ペットボトル、古紙、段ボールなどはスーパーやショッピングセンターなどに回収ボックスが置かれているので簡単に持ち込み可能です。地域によっては自治体が設置していることもあるので、確認してみましょう。

節約その③無料回収業者に引き取り依頼をする

粗大ゴミなど、大型で持ち込みが難しいものに関しては、地域の無料回収業者に引き取りを依頼することも可能です。

大型家具などは粗大ごみとして処分をすることができますが、指定場所へ持ち込む必要があります。ですが、その家具などを持ち込むための車などを所有しておらず、手段がない人は無料回収業者に依頼をするのがおすすめです。身近な業者をチェックしてみましょう。

節約その④リサイクルショップに持ち込む

不用品の中でも状態が良いものであれば、リサイクルショップで買い取ってもらうのが良いでしょう。家具、食器、衣類、おもちゃなど、自分にとっては必要のないものであっても、一部の人からすれば探していたお宝のような価値のあるものという場合もあります。使えそうな状態のものであれば、一度リサイクルショップに持ち込んでみましょう。

節約その⑤植木や雑草の除去

長いこと空き家となっていた建物の解体では、建物まわりの雑草や植木などの処分も必要になってきます。大きな木の処分は難しいかもしれませんが、雑草程度であれば自分で除去しておくことで費用を抑えられます。

まとめ

解説してきたように、解体工事で発生した廃棄物の処分には運搬費も加わって、思っている以上に費用がかかりがちです。なので、コストを抑えたいのであれば自分で処分できる範囲のものは事前に処分しておくことが1番です。高崎や近隣の前橋市、安中市、群馬県内で解体工事をご検討中の方は是非まっすぐ解体にご連絡ください!今回のように不用品の処分についても、お客様にとって1番良い方法をご提案いたします。

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